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チャーチル16歳の信念

勇気を持って果敢に生きた人物として、まず頭に思い浮かぶのがウィストン・チャーチルだ。若い頃のチャーチルは、自分はいつか必ず偉くなると信じていた。全寮制のハロー校に在学中の16歳の頃、チャーチルは大胆にも友人にこう語っている。

「世界は今のところ何とか平和を保っているが、やがて社会が激変して、想像を絶する大戦が起こり、国民は苦境に追い込まれる。ロンドンが攻撃され、危険にさらされる。その時僕は、ロンドンを守るべく人々の先頭に立っているだろう。首都ロンドンを守り、大英帝国を守るのは、僕の責務だ。」

この予言は恐ろしく的確だった。

ナチス・ドイツがヨーロッパ全域を侵略した後も、チャーチルが率いる英国だけは2年間にわたって頑として抵抗し続けた。ドイツ軍の度重なるロンドン空襲と、ドイツ軍がいつ上陸してくるかという恐怖と戦いながら、チャーチルヒトラーを公然と批判し、英国民の士気を鼓舞し続けた。